わらび粉は文字通りわらびの根から抽出された澱粉を乾燥させたものです。

蕨(わらび)は地下に直径1センチ位の太く長い根茎をもち、横方向に繁茂しています。
わらび澱粉の製造は、秋の九月から十一月ごろにかけて、わらびの根を掘り出し、まず30センチくらいの長さに切断し、臼(木製もたは石製)の中でよく粉砕し、これに水を加えてでんぷんを洗い出し、何回も水洗いと沈殿を繰り返して精製します。
原料から精製された澱粉の歩留まりはとても少なく、2割も取れればよいところ。


国産わらび粉


純正国産わらび粉は灰汁も強いが、その分風味も優れている。精製段階でもこの風味を大切に残すためにも純白には仕上げていない。
国産のわらび粉かどうかは、熱を加えて練り上げると、茶褐色の独特の腰のある粘りが出てくる。冷えると強い粘りがありながら歯切れと口溶けの良さ、独特の野性的な風味はその他の澱粉質とは明確に異なる。
(仕上がり比較)
左図の様に国産わらびの仕上色は黒っぽくて見た目も悪い。
代替えわらび粉(タピオカ澱粉や甘藷澱粉などでのミックス製品)は色も浅く、食味も進む色合いだが、食すると味はまるで無い。


○特上国産本わらび粉
特上本わらび餅粉 1kg

特上本わらび粉は、混ぜ物一切無し!とても貴重なわらび粉100%です。わらび粉が持つ本来の風味をお楽しみいただけます!
特上本わらび粉で作ったわらび餅は、スーパーで売ってるわらび餅(安価なものは代替澱粉で作ってあることが多いです)とは全然違います。独特の風味がありますし、何より、「弾力」が全く違います。お餅のようなしっかりとした弾力と歯応えがあり、わらび餅特有の「ぷるんっ」とした喉越しが楽しめます。わらび粉100%だから味わえる食感です。全国菓子博覧会で技術優秀賞を受賞した半鐘屋の黒豆きな粉と、和三盆糖で食べれば、お口の中が「雅」涼しさに包まれ、ご家庭で高級和菓子店の味がお楽しみいただけます。



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