わらび餅といえば、和菓子。和菓子といえば京都。京都の本格的なわらび餅についてご紹介します。
 

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○後味の良い優しい甘さ

和三盆糖
和菓子、洋菓子にかかわらず、最高の砂糖は「和三盆糖」と皆が絶賛します。上白糖に比べおよそ10倍という高価なこの砂糖は、昔からごく一部の高価な貴重な和菓子に使われてきました。
精白された砂糖とは全く違うあの美味しい味わいは、「雅」で「まろやか」で「後味の良い」やさしい甘さ。また日本人にしかわからないなど、その味の表現は尽きないほどに称賛する言葉が多く、この砂糖だけでお菓子になり、甘くてとろける様が茶人・通人に愛されてきました。当店のわらび餅(きな粉)には特にその甘味の相性がよく、薫り高いきな粉の風味と絶妙にあっています。


本蕨粉
春に伸びるわらびの根からできるわらび澱粉。
希少な素材のおいしさを大切に、昔から伝えられてきた贅沢な美味しさ。それがわらび餅です。本わらび粉を強調するのは、昔ながらの柑橘澱粉などでつくられるわらび餅と区別するためで、粘りの強さはわらび粉=わらび澱粉の特徴でもあります。
きな粉をまぶさなければ、包丁やフォークで切っても切れないほどに強い粘りを持っています。

○独特な粘りと触感


○甘みを引き立てるコクと香り

深煎りきな粉
国産大豆をゆっくり時間をかけて内部までよく火を入れたものを「深煎りきな粉」といいます。さらに大豆の薄い皮を取り除いたきな粉は、きめが細かく滑らかな舌触り。
これば「京きな粉」と称され、高級な上品さがその名の所以。
少し黒っぽいが香りも強く、味わいも深い。
まぶすと中の甘さを柔らかくし、強い香りが鼻を刺激し独特な風味を演出します。美味しくて香ばしくヘルシーな大豆きな粉は、現代の我々にとって大切な健康食材です。


美味しいお菓子の基本は、よい水に恵まれること。お菓子作りに欠かせない素材の一つが「水」です。
京都の西山の水は有名でビール会社で使われたり、水にかかわる逸話が多く存在する土地柄です。この名水がわらび粉と大豆きな粉、和三盆糖の三つの素材を繋ぐ大切な役割を担っています。

○名水で生まれる和の極み



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